十果会
- zootopia2
- 6月29日
- 読了時間: 1分

(第47回十果会図録より)
今年の作品タイトルは「きょうりゅうずかん」です。
小学校の図書室にある恐竜図鑑はいつも大人気でした。そのため他の図鑑と比べると圧倒的に痛みや汚れがひどかったのを覚えています。私世代の恐竜のビジュアルイメージはゴジラのように直立歩行する肉食恐竜が一般的で、ティラノサウルスvsトリケラトプスの想像図にワクワクしたものです。それから数十年、恐竜は全身が羽毛で覆われていて、とてもカラフルだったのではないかと言われています。そして恐竜の一部は鳥類として進化していました。
鳥といえば、私が最近ハマっているのがTikTokから流れてくるインコとオウムの動画です。彼らが真似する人の会話、ユーモラスな仕草はずっと見ていても飽きません。そのうち、自分たちの偉大な祖先の話を喋り出してくれないかと空想します。
子供のときは、もっと現実と空想の世界の境界が曖昧で世界はキラキラしていました。その頃の気持ちを思い出しながら今回の絵を描きました。
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